準備編1にてRaspberryPiの起動及びネットワーク接続確認が出来ているはずなので次のステップです。
※この記事もググれば色々な情報があるので個人的な備忘録な感じは否めない。
この記事ではAssettoServerを実行するための環境構築まで行います。
※最新の情報は各公式ページの情報を参照願います。
※Version Upなどによりこの記事が役に立たない事もありますので自己責任で...
SSH接続
- "TeraTerm"を起動
- TCP/IPを選択
- ホスト名:指定したホスト名もしくはIPアドレスを入力
- 準備編1にて設定した仮名称 "as0077.local"を使用
- サービス:SSHを選択
- 他はデフォルト設定でOKなはず
-
- "OK"をクリック
- セキュリティ警告が表示される場合
- 下図のように警告表示が行われた場合、このホストをKnown hostsリストへ追加するにcheckが入っている事を確認し"続行"をクリック
- ssh接続が出来た場合、認証画面が表示される。
- "RaspberryPi Imager"にて設定したユーザー名、パスワードを入力し"OK"をクリック
- 正常にSSH接続が出来れば、画面にコンソール表示が行われます。
- ここまで来れば一安心
- おめでとうございます。接続まで出来ました。
- ssh接続出来ない場合は以下の確認が必要です。環境依存の為、頑張って各自調査願います。
System Update
なにはなくともアップデートが必要です。以下のコマンドを実行
sudo apt -y update
次に upgradeを実行 ※ちょいと時間がかかるので気長に待つ
sudo apt -y upgrade
プロンプト表示となればOK。
ここまででRaspberryPi (Linux 側)の下準備はOKです。
ネットワーク用パッケージ追加
今後使用する可能性がある為、"nmap"と"curl"をインストールする
※詳細は割愛しますが、"nmap"を入れておいた方がネットワークトラブル時有用。
※curlは後々サーバーの状況をwebhookする際に入れておいた方が間違いないと思うので入れておく
sudo apt install -y nmap curl
※まだRaspberryPiでの作業は続きますのでssh接続はそのままで
AssettoServer
AssettoServer導入するにあたり、公式ページを参照します。
待望の"AssettoServer"公式ページですwww
公式ページを開くと以下のような画面となりますので"Get Started"をクリック。
".Net Runtime"
"Installation"の"Linux"をクリックすると".Net 7 Runtime"をインストールする必要があると書いてあります。 ※2023年07月現在
".Net"をインストールするため、Microsoftのページへ移動します。
"ASP.NET 7 Runtime installation instructions for your distro"をクリックしページ移動
スクリプトを使用し.Netを導入しますので"Scripted install"をクリック
手順に従いスクリプトをダウンロードします。
RaspberryPi SSHにて以下のコマンドを入力します。
wget https://dot.net/v1/dotnet-install.sh -O dotnet-install.sh
web pageの "copy"部をクリックする事でクリップボードへコピーされます。
そのままSSHしているTeraTermへマウスを移動し、右クリックする事でペーストされますので、簡単です。
手順通りに進めます。実行権限を付与
chmod +x ./dotnet-install.sh
今回必要な Versionは 7 ですので、Version7を指定しインストールします。
※インストール完了までしばらく時間がかかります。
./dotnet-install.sh -c 7.0
しばし待つ....結構待つ...
Bugってる??と思うくらい変化がない状況が続きますが焦らず騒がずです。
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ttl@as0077:~ $ ./dotnet-install.sh -c 7.0
dotnet-install: Attempting to download using aka.ms link https://dotnetcli.azureedge.net/dotnet/Sdk/7.0.306/dotnet-sdk-7.0.306-linux-arm64.tar.gz
dotnet-install: Extracting zip from https://dotnetcli.azureedge.net/dotnet/Sdk/7.0.306/dotnet-sdk-7.0.306-linux-arm64.tar.gz
dotnet-install: Installed version is 7.0.306
dotnet-install: Adding to current process PATH: `/home/ttl/.dotnet`. Note: This change will be visible only when sourcing script.
dotnet-install: Note that the script does not resolve dependencies during installation.
dotnet-install: To check the list of dependencies, go to https://learn.microsoft.com/dotnet/core/install, select your operating system and check the "Dependencies" section.
dotnet-install: Installation finished successfully.
ttl@as0077:~ $
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“Installation finished successfully.”となれば正常にインストール完了。
".Net Runtime" Path 設定
Installした".Net"へPath(パス)を通します。
Pathを通さないとAssettoServerが正常に動作しませんので重要です。
".bashrc"ファイル修正
エディタを使用し.bashrcファイルを修正します。
"vi"や"nano"など標準的なエディタはインストール済みなので、それらを使用し変更する形です。
※Linuxなどに不慣れな人は"vi"は使いづらいけど...頑張る
※ネット上に"vi"の使い方は色々あるので、頑張ってchallenge
※間違った場合は エスケープキー(ESC)を一度押したのち、":q!"と入力すれば保存せずにエディタ終了となるので再チャレンジ。
- homeディレクトリに存在している .bashrc をエディタ(vi)にて開く
- vi ~/.bashrc
- カーソルキーなどを使用しファイルの最後まで移動
- 最終行"fi"の"i"の所までカーソルを移動させる
-
- "a"(小文字)を押す
- カーソルがiの後ろで点滅しているはず。
- リターンキーを押して改行
- 次の2行を追記する
- エスケープ(ESC)を押す
- ":wq"と入力しエンターする事で保存終了となる。
追記が正常に行えたか以下のコマンドにて確認する。
cat .bashrc
一度ログオフもしくは再起動する事で反映される為、一旦再起動する
sudo reboot
※再起動する際、SSH接続が切れるので、RaspberryPiが起動した後、再度SSH接続を実行
Path確認
envコマンドを使用しPath確認を行います。
env | grep .dot
正常に設定できていれば、先の2行が表示されます。
ここまでで"AssettoServer"を起動するための下準備が完了です。
後は実際にOnlineにて使用するデータ準備とServer準備となります。
もう一息です。
- Content Managerを使用しServerにて使用するデータ作成
- AssettoServer導入
- 各種設定
次回へ続く